【女性社員】株式会社特発三協製作所 育児と両立して働く女性インタビュー!
こんにちは!インターン生の北井です!
入社12年目 安部さんにインタビューを行いました。現在高校生のお子様がいらっしゃる安部さんに仕事のこと、育児のことなど、女性が働く上で気になることをたくさん聞いてきました!
指導する立場になって
北井:今のお仕事について教えてください。
安部様:今は営業事務部署の中で生産管理の仕事を担当しています。お客様からの注文から出荷までの工程を計画立てて管理する仕事です。各担当チームへ材料が来たことの情報を流すなど連絡係も務めています。
北井:入社12年目になる安部さんですが、後輩への指導で大変だったことはありますか?
安部様:指導する時に相手に自分の言いたいことを伝えることの難しさを実感します。 つい感情を抑えきれずにきつい言い方になってしまう時もあって。打たれ強い後輩もいれば落ち込む後輩もいるので、落ち込んでしまった後輩へはフォローが必要だなと思っています。 前職では私も先輩から怒られることが多くて、反発することもよくあったんです。笑 今、指導する立場になって先輩のおっしゃられていたことがわかるようになることもあります。時間が経って理解することもあると思うので、どうせわかってもらえないから…とは思わずに、細かいことでも気づいたことはどんどん言うようにしています。
北井:では逆にやりがいを感じたことはありますか?
安部様:入社3、4年目から生産管理担当に移ったのですが、当時は在庫状況などが見られる「生産管理システム」の情報がむちゃくちゃで、誰も信用しておらず機能していませんでした。1からシステムに材料の在庫を数えて、それをシステムに入力をするところから始まり、とても大変でした!また、会社全体にシステムを広める為に、他の社員に指導する必要があったのですが、面倒に思う方もいらっしゃって...私が内線を鳴らしても、取ってくれないくれないなんてこともありましたね!ですが粘り強くやり続けていくと、徐々に今まで信用していなかった社員の方が生産管理システムを見て仕事をするようになった時は、とても嬉しかったです!自分たちがやって来たことが軌道に乗って、やっとここからスタートだ!と思いました。
北井:1からシステムを立て直す中で、周りの社員様の変化が見られるのは嬉しいですね。
今日の仕事は今日中に!仕事を明日に持ち越さない
北井:安部さんは育児と仕事の両立はどのようにして行ったのですか?
安部様:頑張れば頑張るほど、仕事を任せていただくことができるのですが、そうすると、育児との両立のバランスが崩れてしまうので、とてももどかしかったです。それから、子どもの体調次第でいつ休むかわからない。明日休む可能性もある。そんな状況なので、私が気をつけたことは、やると決めた仕事はその日のうちに終わらせ、次の日に仕事を持ち越さないようにしています。時間を決めて効率よく働いていますね。
北井:すごいですね!子育てをしているかどうかに関わらず、その考え方は大切だなと思います!
安部様:もちろん延⻑保育を利用すれば6時過ぎまで仕事もできたのですが、子どもを一人で遅くまで待たせるのはどうしてもしたくなくて、5時には退社して、子どものリズムを崩さないようにと努めました。
北井:もしも、自分が安部さんの立場になった時に、仕事を続けられるか不安です。
安部様:逆に子どもがいたのでそんな考えが生まれました。子どもがいなかったら私もこんな風にできていなかったんじゃないと思います。できなかったこともできるようになる。守るべき存在というか、そういうものがあるから自分を律して強くしてくれるんだと思います。 もともと入社した時から育児をしていて、仕事を始めたきっかけは、自分自身も常に自立しておきたいという気持ちがあったからです。誰かに依存するのではなく自分で生活できるようになりたいと思ったので、早いうちから常勤で働くことを決めました。
社員の道標になる社長
北井:安部さんが思う片谷社⻑の印象について教えてください。
安部様:会社に、経営計画書ができたんです。社⻑が、具体的な目標数値などを社員の前でよく話してくださっていました。初めは聞いていてもあまり響かず、どこか他人事のように思っていた時期もありました。ですが、社長にリーダーが影響されて、いつの間にか私も含めたみんながその目標に向かって動くようになっていて...社⻑が社員の道標になっているなと実感します。 人の考え方を変えるというのは、とても大変なことだと思うんです。生産管理システムを立て直した時を思い出して、人を動かすことってとても体力が必要だなと実感しました。それをずっと続けられている社⻑はすごいなと思います。
北井:就活生に向けてアドバイスをお願いします。
安部様:就活だけに限らず、仕事をする上で、もしやりたいことがあれば、それに向かってブレずに前に進んで行ってほしいですね。私は、それに気づくのに時間がかかってしまったので、若いうちから周りの人の意見を聞いて、目標を持って頑張ることが大切だと思います。
短い時間で、効率よく働くことができる女性に、とても憧れます。自分もそのように働きたいと思いました!素敵なお話をありがとうございました!!
会社紹介
【設立】1959年12月(昭和34年12月)
【代表者】代表取締役社長 片谷 勉
【本社工場】〒661-0975 兵庫県尼崎市下坂部3-6-1
【主な製品】金属バネ製造:板バネ、皿バネ、ウエーブワッシャー、金型製作、試作
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